70年代カルトムービーを代表する 2作品「エル・トポ」「ホーリー・マウンテン」の監督アレハンドロ・ホドロフスキーのインタビューが英Guardianに掲載されている。
‘I’m the last crazy artist’ | Interviews | Guardian Unlimited Film
御年78歳。長く話題にのぼらなかったため、自分の中では勝手に故人にしてしまっていた。プロデューサー、アレン・クラインとの30年に及ぶ確執のため、2作品も長くお蔵入りの状態にあり、スペイン語圏のTV で放映されるのみであったという。(日本ではたしか89年にユーロスペースで上映され、ビデオも発売された。) 90年に糊口しのぎに”The Rainbow Thief”なる作品を撮って以降、メガホンは取っていない。ニック・ノルティとマリリン・マンソンでギャング映画を撮りたいと思っているが、資金の目処が立たないのだという。
一昨年「エル・トポ」 のネガがメキシコで発見されたのをきっかけにホドロフスキーとクラインは「10秒で」和解、修復を施したニュー・プリント版が今週からロンドンで公開される。5月にはDVDも発売。新たなファンを獲得することだろう。
3/17のNHK教育「今村昌平に捧ぐ~スコセッシが語る映像哲学~」を見ていたら、「人間蒸発」のラストはまるで「ホーリー・マウンテン」のようだと思わされた。ホドロフスキーの再評価を望みたい。